SEの典型的なキャリアプラン

SEは、現場で同じように働き続けていくことが難しいので、将来的なキャリア形成を考えて仕事に取り組んでいくことが大切です。典型的なキャリアプランとしては、4つの方法が挙げられます。どのキャリアを目指すかによって、歩むべき道が大きく異なってくるのです。自分に合っているキャリアパスがどれなのかをよく考えて、初期から計画的にキャリア形成していきましょう。

まず1つ目は、現場でスペシャリストになるキャリアプランです。得意分野にフォーカスしてスキルアップをしつつ、可能な限り様々な経験を積んでいくことで、スペシャリストを目指せます。これは、現場で開発に携わり続けたい人に向いている方法です。2つ目は、ジェネラリストとして現場で活躍するキャリアプランです。専門を1つに限らず複数の分野で経験を積み、融合領域で開発に携わっていきます。幅広い見識を持って、新しいものを生み出したい人に向いている方法でしょう。

3つ目は、昇進によってマネジメントに携わるキャリアプランです。プロジェクトリーダーやプロジェクトマネージャーを目指し、実績を着実に上げていくのが基本となります。これは、全体管理が得意な人に向いている方法です。4つ目は、ITコンサルタントを目指すキャリアプランとなります。SEとしてのキャリアを生かしやすく、多様な現場経験を積むことで高い評価を受けることが可能です。複数の現場での業務を経験するのが、キャリア形成の方法として優れています。